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あがりやすい日本人

何と日本人は遺伝子学的にみてもあがりやすい人が多いのだそうです。1996年、ヴェルツバーグ大学の精神医学部のピーターレッツ博士という人が遺伝子に関する発表をしているのですが、その中で、S遺伝子がセントニンの分泌に影響を及ぼしているということを述べています。セニトロンとは不安遺伝子と呼ばれるもので、分泌したセロトニンの回収を行うセロトニン・トランスポーターの数もこの遺伝子が決定しています。

この遺伝子にはS遺伝子とL遺伝子という2種類があり、S遺伝子はセロトニン・トランスポーターを半分しか作らないのに対してL遺伝子はセロトニン・トランスポーターを多く作るという特性があるのです。このSとLの組み合わせがあるのですが、例えばSS遺伝子は最もあがりやすい性質であり、LS遺伝子なら平均的で、LL遺伝子はあがりにくい性質を形成するわけです。

この分類の中で日本人は比較的S遺伝子が多くなっていて、SS遺伝子の日本人は65.1%もいるそうです。対する欧米人は18.8%しかいないそうで、その差は歴然です。ちなみに欧米人の最もあがりにくいLL遺伝子は32.3%、LS遺伝子でも48.9%だそうですが、日本人ではLL遺伝子は何と3.2%しかいないそうです。

オリンピックなどの大会をテレビで見ていて、競技中に欧米人が憎い程に落ち着いて堂々としているのは気のせいではなかったわけで、いわゆる勝負度胸が遺伝子的に存在しているということだったのです。

 

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